2018.01.112018年がスタートして

2018年がスタートしました。
昨年の1月5日に、「2017年の私たちの取り組み」として、以下の4つのテーマを掲げました。

1)科学的根拠に基づいた取り組み
2)必須栄養素の不足を予防するベーシックサプリメントの提供
3)生殖医療をサポートするサプリメントを専門医や研究機関と共同で開発
4)新しい命のための食を考える

2018年のスタートにあたって、昨年、それぞれのテーマでどのような結果を残せたかを検証したいと思います。

まずは、「科学的根拠に基づいた取り組み」については、私たちの製品やサービス内容の第一の基準であり、常に根本に存在するものです。このことは今後も全く変わりありません。

また、製品やサービスの有効性を検証することも重要であり、使命であると考えています。これについては、「抗酸化剤サプリメント(SOサポートⅡ)が男性不妊患者の精液所見や酸化ストレスマーカーに及ぼす影響に関する研究」が今年の3月からスタートする予定です。

2つ目の「必須栄養素の不足を予防するベーシックサプリメントの提供」については、12月にマルチビタミンミネラルフォーウィメン(MVM)をリニューアルしました。このリニューアルにより、妊娠希望の女性が補充すべきサプリメントとして、葉酸のみ、MVM4カプセル、MVM8カプセルの3段階を、食生活の状況やそれぞれの考え方によって選択いただけるようになりました。

そして、3つ目の「生殖医療をサポートするサプリメントを専門医や研究機関と共同で開発」については、「イノシトール」をリプロダクションクリニック様と共同で開発し、11月に医療機関専用サプリメントとしての提供を開始することができました。担当いただいた北宅先生の論文も無事に医学誌にアクセプトされ、いよいよ、今年から本格的に提供してまいりたいと思います。

また、「レスベラトロール」を、現在、開発中で、春頃には医療機関専用サプリメントの第2弾として販売開始予定です。マウスを使った動物試験で卵巣機能と体外受精の治療成績の向上が確かめられた血中濃度にヒトの女性が達するのに適した摂取量を検証し、設定しました。また、これまで日本では使えなかった高濃度原料を使用する予定です。

最後の「新しい命のための食を考える」については、不妊治療クリニックで不妊治療を受ける妊娠希望のカップルの食事状況と各種検査や治療成績との関連を調べることを目的とした研究の準備が整い、2月からスタートする予定です。

今年も一歩ずつ進めてまいります。