2018.11.17東京日本橋、フィーカレディースクリニック

フィーカレディースクリニックの内覧会にお邪魔してまいりました。

「フィーカ」というのはスウェーデン語で「お茶する」という意味で、コーヒーと甘いもので一息つくという、スウェーデン人がとても大切にしている生活文化なのです。ちなみに、以前、スウェーデンに旅行し、ホームステイしたことがありますが、彼らに1日に何回も「フィーカしよ」って言われた記憶があります。

そんな、生活のスタイルをクリニック名に冠していることから、「リラックス」とか、「気持ちよさ」、「快適さ」を大切にしようという思いが伝わってきます。

前置きが長くなってしまいましたが、フィーカレディースクリニックは、群馬県高崎市の産婦人科舘出張佐藤病院の院長、佐藤先生が、東京の日本橋高島屋三井ビルディングの10階に11月12日に開院された婦人科クリニックです。

そのコンセプトや日本橋高島屋の新館が入る超高層ビルという立地もさることながら、クリニックに、一歩、足を踏み入れて、びっくり!、全くクリニックではありませんでした。

この写真の通り、壁一面が本棚なのです。この一角だけではありません。ずっと続いています。それも本棚に並ぶ本はプロの選書家によるセレクトだそう。もはや、クリニックの待ち合いのイメージは一切ありません。本の数と種類が半端なく、本気でゆっくりと本を選んで、座り心地のよいソファーで本を読むたくなるほどです。そして、内容もナチュラルな北欧のデザインです。

カウンセリングルームです。いつもカウンセリングを受けてみたくなる、そんな気持ちよさです。

そして、

出していただいたお茶のカップ、クリニックのロゴ入りスリーブ、おしゃれです。まさに、くつろげるクリニック。

立地や建物から、大きな企業につとめる女性がこられるのかなと思いましたが、もちろん、急を要する身体の状態でかけこむ方もいらっしゃるのでしょうが、それよりも、ちょっと気になっている不調を相談したり、意識が高い女性が検診を受けにこられるという感じがします。

佐藤先生は、以前、丸の内で働く女性を対象にした健康調査研究を、順天堂大学と共同で実施され、栄養状態をはじめ、健康状態が必ずしも良好でないことを明らかにされましたが、そんな働く女性に、大変な状態になったり、病気を発症する前に、予防的な医療を提供し、女性の健康度、健全度を高める、そんな場所になるのではと思いました。

こんなクリニックがあったらいいのにと思っていた女性が少なくないのではとも思います。

沖縄県の「空の森クリニック」もそうでしたが、「フィーカクリニック」も、気持ちいいな、また、来たいな、そう思うクリニックでした。

◎フィーカクリニック