2019.09.12第43回日本女性栄養・代謝学会にてランチョンセミナーを共催しました

9月5日(木)と6日(金)の2日間、神戸国際会議場で開催された第43回日本女性栄養・代謝学会にて、ランチョンセミナー3を共催させていただきました。

日本女性栄養・代謝学会は、学会名の通り、女性の栄養や代謝を研究する先生の学会なのですが、主に産婦人科領域ということで、健康な妊娠や出産と胎児や出生児の健康のための「栄養」ということになるのだと思います。

当社のサプリメントをお取り扱いいただいているのは、主には不妊治療クリニックです。そのため、妊娠するため、もっと言えば、妊孕能(妊娠する力)の維持や向上のための「栄養」ということになります。ただし、健康な妊娠、出産、そして、出生児が健康に発育することですから、とても勉強になりました。

ランチョンセミナーは、2日目の6日(金)で、プレコンセプションケアと魚介類摂取という演題で、秋田大学の公衆衛生学の前田恵理先生にご講演をお願いしました。

魚介類は、有害な重金属である水銀が蓄積されていて、妊娠前や妊娠中に魚食は赤ちゃんへの影響が心配です。厚労省も妊婦向けにまぐろなどの大型の魚の食べる量を制限するように呼びかけています。その一方で、魚は良質のタンパク源であり、魚油はEPAやDHAに唯一の供給源であり、妊娠する力や健康な赤ちゃんの発育に必須の栄養素が豊富に含まれていることも知られています。要するに妊娠前や妊娠中の女性にとって、魚を食べることは、リスクにもなり、ベネフィット(利益)にもなるわけで、とても悩ましい問題なのです。

そんな中で、前田先生は秋田大学で体外受精を受けている女性と一般の女性を対象した研究で、メチル水銀は女性の妊孕能にマイナスの影響を及ぼすものの、セレンはメチル水銀の影響を軽減する作用があるかもしれないことを確かめられました。今年の2月にサイトでその研究を紹介しています。大型のマグロではなく、小型の青魚は避けるのではなく、むしろ積極的に食べるべきなのです。リスクをベネフィットが上回っているのです。

日本人女性を対象にした研究であり、これは多くの方に知らしめねばと思い、この学会でランチョンセミナーの共催をするご縁をいただくことができ、この企画となったのです。


当日の会場の風景と前田恵理先生です。

約200名の医師や助産師さんに参加いただき、終了後のアンケートでも、ほとんどの先生が「とても参考になった」と回答いただけました。

ありがとうございました。

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